「全身の健康を底上げするすごいヨーグルト」ということで小伝馬子さんのYouTubeからご紹介します。
とても知識が豊富で詳しくてわかりやすいです。
ご興味がある方は他の動画も見てみてください。
◎「36時間発酵ヨーグルト」とは
ここ数年世界中で話題になっている、アメリカの医師 William Davis(ウィリアム・デイビス)氏が ベストセラー本『SUPER GUT』の中でこのSIBOを改善する方法として紹介している。(SIBOとは小腸内細菌異常増殖症・・・本来ほとんど菌がいないはずの小腸に大腸菌などの悪玉菌が増殖し、ガスを発生させることで起こる大変厄介な腸の病気です。
お腹のガス、便秘や下痢、腹痛がなかなか治らない…という方はSIBOかも)
ロイテリ菌やガゼリ菌など本来小腸に棲む善玉菌を使って通常より長い36時間じっくり発酵させることで、1食あたり約300億個以上の生菌を含む、強力なヨーグルトを作る、というもの。
発酵中に作られるバクテリオシン(天然の抗菌ペプチド)が、SIBOの原因菌である大腸菌などの悪玉菌を殺して、腸内環境を整えます。
さらに長時間発酵で
• 乳糖は完全に分解 → 乳糖不耐症でも安心
• カゼインも変性 → 腸を傷つけずリーキーガットを防ぐ
• アレルギーリスクも低下
というものです。
まずは必要なものは
・ヨーグルトメーカー
・普通の成分無調整牛乳1ℓ(低温殺菌牛乳は不可) パックからヨーグルトを入れる分の80gを取り出す
またはナチュレ恵(恵)80g
またはLG21(OLL2716株)80g
1回できあがったら、それを80gを種菌として使えます。種菌としては4回が限度ではないかと言われています。

【作り方】
1.牛乳パックから80gを取り出しておく。
→ロイテリヨーグルトが100gだったので、私は100g取り出して1パックを投入しました。2.牛乳にいづれかのヨーグルトをいれて熱湯殺菌したスプーンでよくかき混ぜる
ロイテリ菌は40℃・ガゼリ菌、LG21の場合は41℃の温度設定
3.36時間に設定
4.出来上がったら冷蔵庫で3時間ほどでしっかり固まる
【食べ方】
1日に125gから250gを毎日食べるのを最低1ヶ月(症状がひどい方は数ヶ月)
治ったら週に1回又は2回食べることで症状を抑えることができる
◎どのヨーグルトを使うかはその特性によって決めてください。
・ロイテリ菌DSM17938株・・・・・古代から人間の腸や母乳に共生してきた菌。現代では抗生物質や添加物の影響で失われつつありますが、この菌はバクテリオシンを作り出して悪玉菌を殺し、メタンガスを作る小細菌を減らすことで腸の動きを改善し、特に便秘型IBS/SIBOに効果的です。
・脳の「愛情ホルモン」オキシトシンを増やすことで
・肌のコラーゲン生成UP
・ストレス緩和・睡眠改善
・筋肉量増加・幸福感向上など、腸と心の両方に良い影響を与えます。
・ガゼリ菌SBT2055株・・・・・・人間の腸や膣から見つかる菌で古代から共生してきた菌。同じくバクテリオシンを作り出して悪玉菌を殺し、メタンガスを作る小細菌を減らすことで腸の動きを改善し、特に便秘型IBS/SIBOに効果的です。また
・ガゼリ菌ー内臓脂肪の減少・血糖値の安定
・LG21に含まれるOLL2716株にはピロリ菌抑制など、体質改善や代謝サポートにも最適な菌です。
◎ロイテリ菌で作ってみました。36時間というなかなか時間がかかるのですが、使っていなかったヨーグルトメーカーが活躍してくれました。
乳製品を避けてきましたが、これはいいかもと思っています。
まだ牛乳1ℓ分を作ったものを全部食べ切ってきませんが、1ヶ月は続けてみようと思っています。