そろそろ日差しが気になる季節です。
◇お肌の老化には
- 単純な老化
- 糖化による老化ー糖化「コゲ」とは体内でタンパク質と糖が結合してできる生成物のこと。
- 紫外線による光老化があります。
①まずは紫外線について調べてみると
・環境省 UV で検索すると以下のような内容が詳しく書かれています。
【紫外線】にはUV-AとUV-B、UV-Cとありますが、UV-Cは地表に届かない。
・UV-AはUV-Bよりも波長が長くなっています。
・UV-Bは日中直接浴びる紫外線で、短時間の内に日焼けを起こします。
皮膚や眼に有害。 (サングラスは日焼け止めの意味もありますが、眼を守る意味でした方が良いです。)
・UV-Aは波長が長い分部屋の中まで入り込み、日中は長時間にわたり、曇りの日でも肌に悪影響を及ぼし続けます。
*3月になるともうすでに9時ごろから14時ごろの間、紫外線が中から強となり、できるだけ長袖、日焼け止め、帽子をするよう勧められています。
◇多くの研究により紫外線を浴びすぎると人の健康に影響があることがわかってきました。
・白内障により失明する方のうち20%が紫外線によるものと考えられています。
それがオゾン層が1%減少すると白内障にかかる人は10万〜15万/年に増えると予想されています。
ただ適度な日光浴でビタミンDが生成され、免疫力アップなどいい面もあるので過度な紫外線対策には弊害もあります。
②次に【日焼け】には2種類あり
- ・サンバーンは紫外線にあたると数時間後から現れる赤くなる日焼けのこと。
- ・サンターンは赤い日焼けが消失した数日後に現れ、数週間から数ヵ月続く肌が黒っぽくなる日焼けのことです。
◇日焼け止めとして配合されているのが
- ・紫外線散乱剤(無機系素材)
- ・紫外線吸収剤(有機系素材)の2つです。
・紫外線吸収剤は、白くならないという非常にすぐれた特徴をもっている半面、まれにアレルギー反応をおこす人がいます。
・紫外線散乱剤は、少々白くなりますがアレルギーをおこすことがほとんどありません。
子供用として売られているものや 、 皮膚の敏感な方用の日焼け止めは紫外線散乱剤のみを含んでいるものが多く、
「紫外線吸収剤無配合」とか「紫外線吸収剤フリー」あるいは「ノンケミカルサンスクリーン」といった表示がされています。
③紫外線防止剤は、日焼け止めの効果は SPF(Sun Protection Factor)と PA(Protection grade of UV-A)で表示されています。
SPFがUV-Bを防ぐ指標、PAがUV−Aを防ぐ指標です。
SPF1が 20分間防ぐ目安と言われています。 SPF30なら 20分×30=600分 10時間 普段はSPF25でも8時間20分これで十分です。
※サロンで扱うUV製品は基本的に市販のものより安全性に気を付けて作られています。
使用感もいいものが多いと感じます。
どんなものがいいのかわからないという方はお気軽にお声かけください。
サロンに置いてあるUV下地でもお試しいただけますし、カタログからおススメすることもできます。