幹細胞の能力と仕組み

いまでは幹細胞というと　「ヒト幹細胞」というイメージで、こちらから説明しなくてもヒト幹細胞エステをしたいと探してきていただくお客様もいらっしゃるほどメジャーになってきています。

ですがヒト幹細胞がでるまではリンゴ幹細胞で代表される植物性幹細胞コスメが主流でした。

このリンゴ幹細胞も優秀で抗酸化作用は抜群です。

ですが、人間の細胞の再生には“ヒト幹細胞”　でないと再生されません。

◇ここで『幹細胞』についてまとめてみます。

・幹細胞は私たちの体をつくる細胞の元となる細胞で、様々な細胞に変化したり、自分自身を複製して私たちの体を作り上げています。

<２つの働き>

　1.多分可能　−臓器や筋肉、血管など様々な細胞になることができる能力

　2.自己複製能　ー自分と全く同じ幹細胞をコピーすることができる能力

これが医療の分野で再生医療として利用されている幹細胞です。

次にお肌の幹細胞になると上と同様の働きがこうなります。

1.表皮幹細胞は基底層に存在。

　　自己複製で自分と同じ表皮幹細胞を増やし、多分化で新たな表皮細胞を生み出します。

2.真皮幹細胞は真皮層に存在。

　　自己複製で自分と同じ真皮幹細胞を増やし、多分化で線維芽細胞を生み出します。

◎線維芽細胞とは、真皮層の構成要素であるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生み出す細胞です。

いままで化粧品で補っていたことを自らの細胞を増やしていくことで実現できる夢の細胞です。

個人的にもアラフィフからアラ還にはいったleamoaniのれいこさんもやっぱりこのシステムの恩恵に預からなけばいけない（ｍｕｓｔマスト）状態になっております。

しばらく使わないでいると、やはりお肌の元気がなくなってきているな〜、たるんできてるな〜と感じます。

次回は、ちまたにあふれるピンキリのヒト幹細胞コスメの選び方について書いてみます。