なつめ 漢字では 棗 日本ではあまりなじみのない果実。日本へは奈良時代に中国から伝わったそうです。

私は、この度はじめて出会いました。
中国や韓国ではメジャーなクロウメモドキ科の果実でそのまま食べたり甘みを
加えて煮たり、日干しして乾燥させてから蒸して料理に使われたりと幅広く
活用されています。 薬膳料理や伝統茶としも知られています。
漢方では 『大棗(たいそう)』と呼ばれ 気 を補うものとして活用されます。
五臓の働きを助ける五果ースモモ、杏、なつめ、桃、栗 の中のひとつにも入
っていて 脾の果 という別名もあるほど優れた栄養価を持ち万能薬のように
食されいたようです。
・『一日食三棗、終生不顕老』ーなつめを1日3つ食べると歳をとらない。
・楊貴妃は1日になつめを3粒取っていたと言われています。
〔なつめに含まれる栄養素〕
・カリウム − むくみ解消。
バナナの2倍以上含有、不足すると疲れやめまい、高血圧を引き起こす。
・鉄分 − 貧血防止。
プルーンの1.5倍含有、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ働きをする。胃や内臓機能を高める成分
・亜鉛 ー ホルモンバランスを整える。
骨の発達、疲労回復、男性機能のために必要な栄養素、不足すると味覚障害をおこすことも。
・マグネシウム — ハッピーホルモンを出す。
300種以上の酵素の働きをサポート。
50〜60%が骨に含まれ、カルシウムと密接な関係にあり骨と歯の形成に必要。
・葉酸 − 胃の調子を整える。
細胞の生成や新しい赤血球をつくるのにかかせない栄養素。 不足すると貧血や妊娠初期の胎児に影響。
・パントテン酸 − 肥満防止効果。
ビタミンB5、糖質、脂質、タンパク質の代謝とエネルギーを作り出すのに不可欠な酵素を補助。
アレルギーを改善、皮膚や粘膜の健康維持に。
このなつめを使った薬膳調味料となつめ&ハーブのコーディアルシロップを作るワークショップを開催します。
*1月23日(月) 10:30〜12:30 ¥3,500(税込み) 枚方公園 鍵屋 別館 4Fにて
・なつめオイル
・なつめ醤油
・コーディアルシロップ 計3点
各150CC程度が目安です
お持ち帰り用の瓶をご用意しています
お申込みは 問い合わせフォームにワークショップ参加希望と書いてお申込みください。 お問い合わせ